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坪・畳・㎡の換算方法|広さの計算をやさしく解説

1坪は約3.31㎡、㎡×0.3025で坪になります。60㎡・100㎡の計算例、畳の大きさの地域差、間取りの「帖」表記、尺・間・匁・升までやさしく解説します。

部屋探しや家づくりを始めると、「㎡」「坪」「畳」という3つの単位が次々に出てきます。不動産のチラシでは専有面積が㎡、土地の広さは坪、部屋ごとの広さは畳で書かれていることが多く、並べて比べようとすると戸惑いやすいところです。

この記事では、坪・畳・㎡をどう換算するかを、計算式と具体的な例でやさしく説明します。あわせて、昔ながらの長さの単位の尺・寸・間や、重さの匁、量の升についても簡単にふれます。計算が苦手な方でも、読み終えるころには広告の数字を自分で読み替えられるようになるはずです。

坪と㎡の関係を知る

1坪は何㎡?

坪(つぼ)は、日本で昔から使われてきた面積の単位です。1坪は「1間×1間」の正方形の広さで、1間はおよそ1.82mです。これを㎡に直すと、1坪は正確には 400/121㎡、小数にすると 約3.31㎡(3.3058…㎡)になります。

分数で書くと少し難しく見えますが、覚えておくのは「1坪≒3.31㎡」だけで十分です。ざっくり計算したいときは「1坪は約3.3㎡」と考えても大きくは外れません。

㎡から坪に直す計算

㎡を坪に直すときは、㎡×0.3025 で計算します。0.3025は「121÷400」の値なので、割り算をしなくても掛け算ひとつで正確な坪数が出せます。

  • 60㎡ × 0.3025 = 18.15坪
  • 100㎡ × 0.3025 = 30.25坪

反対に、坪から㎡に直すときは 坪×3.3058 (より正確には坪×400÷121)で計算します。たとえば20坪なら、20×3.3058=約66.1㎡です。

早見表

よく出てくる広さを表にまとめました。小数点以下は四捨五入しています。

㎡ 坪 畳(1.62㎡で換算)
10㎡ 約3.03坪 約6.2畳
20㎡ 約6.05坪 約12.3畳
30㎡ 約9.08坪 約18.5畳
60㎡ 18.15坪 約37.0畳
80㎡ 24.2坪 約49.4畳
100㎡ 30.25坪 約61.7畳

「1坪はだいたい畳2枚分」とよくいわれるのも、この関係から来ています。1坪(約3.31㎡)は、1.62㎡の畳およそ2枚分にあたります。

畳の広さは地域によって違う

不動産広告での「1畳」

部屋の広さを表すときによく使われるのが「畳(じょう)」です。ところが、畳1枚の大きさは全国で統一されているわけではありません。そこで不動産の広告では、業界のルール(不動産の表示に関する公正競争規約)によって、1畳あたり1.62㎡以上 の広さで換算して表示することになっています。

つまり、広告に「洋室6畳」と書かれていれば、その部屋はおよそ 6×1.62=9.72㎡以上あると考えられます。

江戸間・京間などの違い

実際の畳の大きさは、地域や建物によって異なります。代表的なものを一般的な目安としてまとめると、次のとおりです。

呼び名 主な地域・建物 畳1枚の大きさ(目安) 1枚の面積(目安)
京間(本間) 関西・中国・九州など 約191cm×95.5cm 約1.82㎡
中京間 東海地方など 約182cm×91cm 約1.66㎡
江戸間(関東間) 関東・東北など 約176cm×88cm 約1.55㎡
団地間 集合住宅など 約170cm×85cm 約1.45㎡

同じ「6畳間」でも、京間なら約10.9㎡、団地間なら約8.7㎡と、2㎡以上の差が出ることがあります。畳の数だけで部屋の広さを判断せず、㎡の表示もいっしょに確認するのが安心です。

間取り図の「帖」とは?

間取り図では「洋室6帖」「LDK12帖」のように、「畳」ではなく「帖」と書かれていることがあります。読み方は同じ「じょう」で、意味もほぼ同じです。畳を敷いていない洋室やフローリングの部屋では、「帖」の字が使われることが多いようです。

広告で「帖」と書かれている場合も、1帖あたり1.62㎡以上として考えるのが一般的です。ただし、あくまで目安なので、家具を置く予定がある場合は実際の寸法(縦・横の長さ)を確認しておきましょう。

尺・寸・間、匁・升もあわせて覚える

日本には、坪や畳のほかにも昔ながらの単位があります。建築や和裁、料理などで今でも目にすることがあるので、基本だけ押さえておくと便利です。

種類 単位 おおよその値 使われる場面の例
長さ 尺(しゃく) 約30.3cm(10/33m) 建築・木材・和裁
長さ 寸(すん) 約3.03cm(1尺の10分の1) 木材の太さ・和裁
長さ 間(けん) 約1.82m(6尺) 建物の柱の間隔
重さ 匁(もんめ) 3.75g 真珠・生地の重さ
重さ 貫(かん) 3.75kg(1000匁) 昔の重さの表示
量 升(しょう) 約1.8L 日本酒・お米
量 合(ごう) 約180mL(1升の10分の1) お米・日本酒

1坪は「1間×1間」なので、尺で言えば「6尺×6尺=36平方尺」の広さです。坪・間・尺はこのようにつながっているので、関係をひとつ覚えておくとほかも理解しやすくなります。

量の単位で気をつけたいのが「合」です。炊飯器の1合(約180mL)と、日本の計量カップ1杯(200mL)は量が違います。お米を量るときは、付属のカップを使うか、単位をきちんと換算しましょう。

換算の方法を比べる

広さを換算する方法はいくつかあります。それぞれの特徴を比べてみましょう。

方法 よいところ 気をつけたいところ
暗算・電卓で計算 道具がいらない 式を覚える必要があり、打ち間違いに気づきにくい
早見表を見る すぐに目安がわかる 表にない数字は計算が必要
表計算ソフトで式を作る 多くの数字をまとめて計算できる 最初に式を入力する手間がかかる
Webの単位換算ツール 入力するだけで結果が出る サイトによっては入力値がサーバーに送られる場合がある

ちょっとした確認なら電卓でも十分ですが、坪・畳・㎡を行ったり来たりしながら比べたいときは、まとめて表示できるツールが便利です。

Deftivoの単位変換で換算する手順

Deftivoの単位変換は、値をひとつ入力するだけで、同じ種類のほかの単位での値をまとめて表示するツールです。坪・畳・尺・寸・間・匁・貫・升・合などの日本の単位にも対応しています。計算はすべてブラウザの中で行われるため、入力した数字がどこかへ送られることはありません。

使い方は次のとおりです。

  1. 長さ・重さ・面積・体積・温度から種類を選びます。広さを調べたいときは「面積」を選びます。
  2. 値を入力し、その値の単位を選びます。たとえば「60」と入力して、単位に「㎡」を選びます。
  3. ほかのすべての単位での値を確認します。坪や畳での広さが一覧で表示されます。

なお、このツールでは畳を「1畳=1.62㎡」で換算しています。不動産広告の基準と同じなので、チラシの数字と比べやすくなっています。実際の畳の大きさは地域によって違うため、結果は目安として使ってください。

注意点と上手に使うコツ

広告の面積の「測り方」にも注意

マンションの広告では、面積の測り方が2種類あります。壁の厚みの中心線から測る「壁芯(へきしん)面積」と、壁の内側だけを測る「内法(うちのり)面積」です。一般に、広告の専有面積は壁芯面積で書かれることが多く、登記簿(とうきぼ:土地や建物の公的な記録)の面積は内法面積で書かれるため、同じ部屋でも数字が少し違うことがあります。

換算するときは、どちらの面積をもとにしているかを意識しておくと、思わぬ差に驚かずにすみます。

小数点の扱いをそろえる

坪数を比べるときは、小数第2位まで出すのか、四捨五入するのかをそろえておくと混乱しません。とくに土地の価格を「坪単価」で比べる場合は、わずかな差が合計金額に影響することもあります。

「約2畳=1坪」は目安として

「1坪は畳2枚分」という覚え方は便利ですが、畳の大きさによってずれが出ます。正確さが必要な場面では、㎡を基準に計算するのがおすすめです。迷ったときは、単位変換ツールで㎡を入力し、坪と畳を同時に確かめると確実です。

よくある質問

1坪は何㎡ですか?

1坪は正確には400/121㎡で、約3.31㎡です。たとえば20坪なら約66.1㎡、30坪なら約99.2㎡になります。

㎡を坪に直す簡単な方法はありますか?

㎡の数字に0.3025を掛けると、坪数が出ます。60㎡なら18.15坪、100㎡なら30.25坪です。電卓がなくても、Deftivoの単位変換を使えば入力するだけで確認できます。

6畳の部屋は何㎡ですか?

不動産広告の基準(1畳=1.62㎡以上)で考えると、約9.72㎡以上です。ただし実際の畳の大きさは京間・江戸間などで違うため、部屋によっては広さが変わります。正確に知りたいときは、㎡の表示や部屋の寸法を確認しましょう。

「畳」と「帖」は違うものですか?

読み方はどちらも「じょう」で、広さを表す意味はほぼ同じです。畳を敷いていない洋室などでは「帖」の字が使われることが多いようです。どちらの場合も、1.62㎡以上を目安に考えるのが一般的です。

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